~知らないと後悔する?戸建てにかかる“その後のお金”の話~
こんにちは、桜リビング株式会社です。
今日はちょっと大切なお話をさせてください。
最近、住宅購入を検討されているお客様からよくこんな声を聞きます。
「ローンはなんとか払えそうです」
「家賃並みなら買ったほうがいいですよね?」
確かに、ローン返済だけを見れば、家賃と変わらない金額で戸建てが持てるケースも増えています。金利が上がり基調とは言えまだまだ低金利が続いていますし、月々の返済額だけを見るととても魅力的に感じるのも無理はありません。
でも、マイホームって、「買ったあと」の方が大事なんです。
家は、時間とともに“老いて”いくものです。
たとえば、築10年を超えた頃から、外壁が色あせてきたり、屋根が傷んできたり。
給湯器が急に壊れてお風呂に入れなくなることもあります。
人間と同じように、家も歳を取ります。
そのたびに、お金をかけて“手をかけて”あげる必要があるんです。
外壁塗装:10〜15年に1回、100〜150万円
屋根の補修や葺き替え:50万円〜200万円
給湯器交換:10〜15年で20〜40万円
シロアリ防除:5年ごとに10万円前後
「えっ、そんなに?」と思われた方も多いかもしれません。でもこれ、実際に戸建てを所有している方には「あるある」の話なんです。
忘れちゃいけない、毎年かかる税金
意外と見落とされがちなのが「固定資産税」と「都市計画税」。
固定資産税は、土地と建物にかかる税金で、年10万円〜20万円前後が一般的。
地域によっては都市計画税もかかります。
住宅ローンの支払いに加えて、毎年この支出があるというのは、購入前にしっかり知っておきたいポイントですよね。
火災保険や地震保険も、決して安くはありません
家を守るための保険料も必要です。
特に地震が多い日本では、地震保険の重要性も年々高まっています。
火災保険(最長5年):10万〜20万円前後(補償内容・建物構造により変動)
地震保険(5年):5万〜15万円程度
※2022年から火災保険の契約期間は最長5年までに短縮されました。以前は10年契約が可能でしたが、自然災害の増加により保険料見直しのサイクルが早まったためです。
保険って、何も起きなければ「もったいなかった」と思ってしまいがちですが、何かあったときに**“入っててよかった”と心から思えるお金**です。
月々の支払いに見えない「マイホーム維持費」
ローン8万円+税金や修繕費の積立を合わせると…
実は、実質的な“住まいコスト”は毎月10〜11万円にのぼることも珍しくありません。
「家賃並みでマイホームが持てる」と言われますが、“本当に同じか?”と冷静に見てみることが大切です。
「持ち家=安心」だからこそ、本当のことを伝えたい。
私たち不動産会社は、正直この話をあまり積極的に伝えてこなかった部分があります。
契約がゴールのように思われがちですが、私たちの本当の役割は、暮らし始めてからも安心していられるお家をご紹介すること。
買ってから「こんなにお金かかるの知らなかった…」と後悔してほしくないんです。
まとめ:マイホーム購入を、“人生の追い風”にするために
マイホームは、家族との時間を紡ぐ大切な場所。
安心して、長く住み続けるためには、「維持にかかるお金」のことも知っておくべきです。
だからこそ、私たちは**「購入前から、買った後のことまで」**丁寧にご説明しています。
「この家、本当に買っていいのかな?」
「ローン以外にかかる費用、どのくらい?」
そんな疑問も、遠慮なくご相談ください。
あなたのマイホーム購入が、安心と納得に満ちた一歩になるように。
私たちはいつでもそばでサポートします。