買主の目線で変わる、売却成功のための3つのチェックポイント
「うちと同じような家がすぐ売れたのに、なぜか自分の家は決まらない」
そんな疑問を持たれたことはありませんか?
不動産売却では、“物件自体の条件”だけでなく、“売り出し方の工夫”によって結果が大きく変わります。
今回は、私たちが日々の現場で実感している「すぐ売れる家」と「売れ残る家」の違いについて、3つの重要なポイントに分けてご紹介します。
1.写真の印象が購入意欲を左右する
いまや不動産を探す多くの方が、インターネット上で物件を検索し、
「写真の印象」で内覧希望を出すかどうかを決めています。
【すぐ売れる家】
●一眼レフカメラを使用し、広角で撮影することで室内の広がりを演出
●晴れた日のお昼前後の時間帯を選んで撮影し、明るく清潔感のある印象に
●余計な家具や物を片付けて、買主が住むイメージを持ちやすいよう工夫
●外観・玄関・水まわりなど、買主が重視する場所を丁寧に撮影している
【売れ残る家】
●暗い照明の中でスマートフォンで撮影した写真をそのまま掲載
●散らかった室内や荷物の多さが目立ち、生活感が強すぎる
●写真枚数が少なく、間取りの全体像がつかめない
●古さや劣化が強調されてしまっている
少しの工夫でも、「見てみたい」と思わせる写真づくりは売却活動の第一歩となります。
2.価格の設定が“ちょうどいい”かどうか
買主は複数の物件を比較しながら、希望条件に合うものを絞り込んでいきます。
その中で、価格が割高に見えると、選択肢から外されるリスクが高くなります。
【すぐ売れる家】
●周辺の売却事例や市場動向をもとに「適正価格」でスタート
●反響の出やすい価格帯を意識している
●値下げのタイミングや幅を事前にシミュレーション済み
【売れ残る家】
●売主希望だけで決定された価格で市場と乖離している
●しばらく売れないまま様子を見続け、徐々に印象が悪化
●値下げ履歴があることで「売れ残り感」を与え、さらに成約が遠のく
価格設定は、「いくらで売れるか」だけでなく「どういう順序で売るか(価格の戦略)」を組み立てることが重要です。
3.買主が安心できる“情報整備”がされているか
買主にとっての最大の関心は「この物件を買って本当に大丈夫かどうか」という安心感です。
図面・設備状況・境界関係・過去の修繕履歴など、購入後の生活をイメージするための情報が揃っていると、購入判断がしやすくなります。
【すぐ売れる家】
●登記・境界・上下水道の接続状況などの情報を整理済み
●設備・リフォーム履歴などを明確に伝えられる
●事前に建物状況調査(インスペクション)や白蟻調査が実施されており、買主に安心感を与えている
【売れ残る家】
●資料不足で毎回確認作業が発生し、購入判断が先延ばしに
●「見た目はきれいだが、情報があいまい」という不信感を持たれやすい
●「何かあるのでは?」という心理的なブレーキにつながる
桜リビングでは「売れる状態」に整えてから売り出します
桜リビングでは、ただ物件を掲載するだけでなく、“売れる状態”に仕上げてから販売を開始します。
専任媒介でご依頼いただいたお客様には、以下のような特典をご提供しています:
●建物状況調査(インスペクション)の無料実施
●白蟻調査の無料実施
●必要に応じて建物図面の作成や、物件の魅力が伝わる広角撮影
●晴天・日中を狙った、明るい印象づくりを徹底した写真撮影
●室内の整理整頓・簡易清掃のアドバイスもサポート
こうした準備を整えたうえで、相場分析に基づく価格戦略と販売スケジュールをご提案し、
売主様と一緒に最短・最適な売却成功を目指します。
まとめ
「すぐ売れる家」には、明確な理由があります。
●見た目の印象(写真)が良く、第一印象で好感を持たれる
●市場に合った価格設定がされており、買主に選ばれやすい
●安心感のある情報が整理されており、購入判断を後押ししている
反対に、売れ残る家は「なんとなく出したまま」「整備が不十分」「反応がないまま様子見」になってしまっているケースが多いです。
売却に不安を感じている方、売り出したが動きがない方も、
ぜひ一度、**“売り方の見直し”**をご検討ください。
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